ソウルジャパン モデル一覧と歴史|伝説の悪羅悪羅系雑誌を徹底解説
「ソウルジャパン モデル 一覧」と検索する人が今なお後を絶たない。それだけ、この雑誌が残したインパクトは強烈だった。2009年から2015年にかけて発行された雑誌「SOUL JAPAN(ソウルジャパン)」は、悪羅悪羅(オラオラ)系と呼ばれる不良ファッションを提案し、アウトローな心を持つ読者を虜にした伝説の雑誌として、今でも多くのファンの記憶に刻み込まれている。そのモデルたちの顔ぶれ、生き様、そして誌面を超えたその後の活躍まで——この記事でまとめて把握できる。
SOUL JAPANとはどんな雑誌だったのか
ひとことで言えば、「男の強さ」を全面に押し出した、日本唯一無二のアウトロー系メンズファッション誌だ。2009年5月26日にミリオン出版からメンズナックル増刊として「SOUL JAPAN」が創刊され、メンズナックルで取り扱っていた悪羅悪羅(オラオラ)系のファッションをフィーチャーした雑誌で、メンズファッション誌の中でも異彩を放つ存在となった。
進化する渋谷系不良ファッション、「悪羅悪羅(オラオラ)」スタイルを発信するメンズファッション誌として、硬派なブラックワークスタイルからマフィアンリゾートなアウトローカジュアル、日本男児の最旬セットアップコーデなどを紹介。アウトローなファッション情報を軸に、ストリートスナップ・カルチャー・愛車(バイクorクルマ)なども掲載していた。ファッションだけではなく、そこには生き方そのものが写り込んでいた。
創刊から隔月刊行していたが、創刊から1年となる2010年5月26日発売のVol.7から月刊化。しかし2014年10月号より再び隔月刊に戻っている。その後、2015年2月24日発売の2015年4月号で休刊となった。雑誌として存在した期間はわずか6年。しかしその爪痕は深い。
ソウルジャパン モデル一覧|SJモデルたちの顔ぶれ
ソウルジャパンのモデル一覧を語るうえで欠かせないのが「SJモデル」という存在だ。プロのモデル事務所に所属するだけがモデルではない。ソウルジャパンでは、本物のストリートから這い上がってきた男たちが誌面を飾った。その生き様こそが読者を引き付けた最大の理由だった。
2012年のSJモデルバイブルでは31人のモデルを一挙公開。DJ ACE・SVART・HIROMU・TAKESHI&KEISUKE・大倉利明・高垣勇二・関谷勇次郎・金井卓也・MASAYA・RYOといった名前が誌面に並んだ。ファッションにとどまらず、髪型、タトゥー、アクセサリー、愛車まで——彼らのライフスタイル全体がコンテンツだった。
なかでも特に語り継がれているのが武井勇輝だ。元SOULJAPANレジェンドモデルの武井勇輝は、雑誌休刊後も音楽活動を続け、4thアルバム「獄中回顧録」をリリース。モデルという肩書を超えたキャリアを歩んでいる。また、雑誌時代の創成期から黄金期を支え続けた本田広登と中澤達也も、復刊プロジェクトの動画に登場し、当時を振り返りながらその絆を語っている。
女性版にあたるSOUL SISTERでも印象的なモデルが多数存在した。「SOUL SISTER」で活躍したモデルでダンサーの立花亜野芽はバラエティ番組などで話題となり、"みぽち"こと坂本美穂は女優業も行うなど幅広く活動している。彼女たちもまた、ソウルジャパンというプラットフォームから飛び出した存在だ。
悪羅悪羅(オラオラ)系ファッションとは何か
そもそも「悪羅悪羅系」とは何を指すのか。知らない人には一見難解に聞こえるかもしれないが、シンプルに言えば「男の強さ・イカつさを服で表現するスタイル」だ。お兄系の黒を基調とした色使いを受け継ぎ、主に硬派なスタイルとド派手でゴージャスなスタイルがあり、いずれも男の強さを全面に押し出している。機能的なセットアップジャージが基本スタイルで、派手でゴージャスな柄モノを合わせて肉食な男を表現する。
そんな男らしさを全面に押し出したのがSOUL JAPAN(ソウルジャパン)という男性ファッション誌で、2009年にアウトローファッションのオラオラ系というスタイルを発信する雑誌として創刊。セットアップやブラック系などの定番スタイルの他、ド派手な輩ラグ(ヤカラグ)、シンプルイズベストを信条とするHGC(ハイグレードカジュアル)なども提唱していた。
このカルチャーはただのファッションにとどまらなかった。アウトローのファッションには生き様が映る——雑誌が繰り返し発してきたそのメッセージは、10代〜20代の若者たちの心を確実に動かした。
ソウルシスター(SOUL SISTER)とのつながり
ソウルジャパン モデル一覧を調べている人なら、必ずといっていいほど「ソウルシスター」の名前にも行き着く。「SOUL JAPAN」の兄妹誌として創刊された「SOUL SISTER」は、"悪羅悪羅(オラオラ)系姐GALスタイルマガジン"をコンセプトに、強め&クールなファッションをはじめ恋愛、車、刺青などのライフスタイルを紹介していた。
2013年9月をもって休刊していた「SOUL SISTER」の復刊が明らかとなり、かつて同誌で活躍していた人気モデル達も続々反応。ミリオン出版が復刊を認めた。女性版もまた、ただのファッション誌ではなく「生き様を語るメディア」として機能していた点が特筆に値する。
休刊から復活へ|SOUL JAPANのWEB再始動
2015年に紙の雑誌として幕を閉じたSOUL JAPANだが、それで終わりではなかった。休刊から8年の時を経て、SNSや動画配信が隆盛を極める今、人々が求めているのは生々しくリアルな情報やコンテンツ。そんな今だからこそ「SOUL JAPAN」の精神を復活させ、令和のニーズに合わせた形でブラッシュアップ。Webサイトを中心にSNS・動画サービス・ライブ配信プラットフォームといった媒体と連動させ、さらには雑誌の復刊も目指し、多角的に発信していくプロジェクトが動き出した。
TikTokアカウント「souljapan_official」は2万2000人以上のフォロワーを獲得し、541万5000以上のいいねを記録。「SOULJAPAN元祖悪羅悪羅系情報誌!WEBで復活!」のキャッチコピーとともに発信を続けている。紙からデジタルへ。時代は変わっても、コアとなる文化は生き続けている。
YouTubeチャンネルでも「雑誌時代の創成期から黄金期を支え続けた」出演者たちが次々に登場し、新コンテンツが精力的に発信されている。かつて誌面を飾ったSJモデルたちが、今度は動画の前に立ち、当時の記憶とともに語りかけてくる——その構図が、旧来のファンと新世代の視聴者をつなぐ架け橋になっている。
ソウルジャパン モデルたちのその後
雑誌が休刊したあと、SJモデルたちはそれぞれの道を歩んだ。音楽、格闘技、俳優業——その活躍フィールドは実に多岐にわたる。雑誌モデルとしてのキャリアを足がかりに、エンターテインメント業界のさまざまな領域へと進出した顔ぶれは少なくない。
SOUL JAPANのYouTubeチャンネルでは、松本笙吾と青木佑弥による「千葉格闘技団体の絆」企画や、俳優・本田広登と中澤達也による対談シリーズなど、かつてのモデルたちの現在進行形の活動が紹介されている。誰もがただのモデルで終わっていない。それがソウルジャパンというカルチャーが育んだ人間の底力とも言えるかもしれない。
また、ソウルジャパンのモデルたちの活躍やオラオラ系ブランドの情報を発信するWEBサイト「SOUL JAPAN WEB」もオープンし、現在はクラブや旧車などのイベント情報、SJモデルたちの動向も継続的に発信されている。
ソウルジャパン モデルになるには?その条件と背景
ソウルジャパンのモデルは、従来の「スカウト型」だけではなかった。ストリートスナップで見つかった無名の若者が、気づけば誌面のメインを張っていた例も多い。雑誌ソウルジャパンなどで悪羅悪羅系ファッションが注目される存在になったことで、男の生き様が宿った悪羅悪羅系ブランドは数多く存在するようになった。ブランドとモデル、どちらが先かわからないほど、ソウルジャパンのエコシステムは有機的に絡み合っていた。
誌面に登場するためには「見た目」よりも「オーラ」が問われた。スタイルが良いだけでは足りない。スナップ撮影の現場でも、リアルストリートスナップや愛車・バイクの特集、イカついヘアスタイル、タトゥー、凶悪オーラを放つ最新のリアルストリートスナップなど、不良たちのカルチャー情報が誌面を埋めていた。モデルたちは、そのカルチャーの生きた証人だった。
なぜ今でも「ソウルジャパン モデル一覧」が検索されるのか
これだけデジタルコンテンツが溢れかえる時代に、なぜ10年以上前に休刊した雑誌のモデル名を調べる人がいるのか。それはシンプルに言えば、「あの時代に本物だった何か」を求めているからだろう。流行に飲み込まれず、自分の美学で生きた男たちの記録——それが今の若い世代にも刺さる。
SNS全盛の今、ソウルジャパンのモデルたちの画像や動画がTikTokやInstagramで拡散され、新たなファン層を獲得し続けている。かつての誌面を知らない10代の視聴者が、WEB復活したSOUL JAPANのコンテンツに触れて「これが元祖なのか」と驚く——そういう逆輸入的な再発見が今まさに起きている。
ソウルジャパン文化が残したもの
一つの雑誌が終わっても、そこに集まった人間たちの生き様は消えない。ソウルジャパンのモデル一覧を追いかけていくと、最終的に行き着くのはファッションの話ではなく、人間の話だ。悪羅悪羅というスタイルを纏って世に出た彼らは、モデルという肩書きを踏み台に、それぞれの舞台で今も動き続けている。
ストリートから生まれ、雑誌というフィルターを通して研ぎ澄まされ、そしてデジタルの時代に再び息を吹き返したSOUL JAPAN。モデルたちの名前を調べるとき、それは単なるリスト探しではなく、ひとつのカルチャーへの入り口になっている。ソウルジャパン モデル一覧というキーワードの奥には、日本のアウトロー文化の核心が詰まっている。