結婚式お呼ばれドレス 大きいサイズ完全ガイド|選び方・体型カバー・着こなし術まで徹底解説
友人や同僚から結婚式の招待状が届いた瞬間は、やはり嬉しいものだ。でも喜びと同時に、「何を着ていけばいいんだろう」という不安がじわじわとやってくる人も少なくない。とりわけ、大きいサイズのドレスを探している場合はなおさら。選択肢が少なかったり、「体型が目立つかも」という心配が先に立って、気が重くなってしまうことも多い。だが今は違う。大きいサイズの結婚式お呼ばれドレス市場は、ここ数年で驚くほど豊かになった。デザインも質も、かつてとはまるで別物だ。
このガイドでは、結婚式お呼ばれドレスの大きいサイズを選ぶ際の基礎知識から、体型別の着こなし術、さらにサイズ展開が充実しているブランド情報まで、実用的な視点で丁寧に解説する。
大きいサイズのお呼ばれドレス、最初に押さえるべき基本
まず前提として、「大きいサイズ」というカテゴリー自体の定義を確認しておこう。一般的には11号・13号以上をLL(2L)と呼ぶケースが多く、さらに3L・4L・5L、ブランドによっては8Lや10Lまで展開しているところもある。LLサイズから8Lサイズまで幅広くパーティードレスが用意されているブランドも存在するため、まずは自身のヌードサイズ(バスト・ウエスト・ヒップ)を測り、各商品ページのスペック表と比較して選ぶのが重要だ。
サイズ表記はブランドによって微妙に異なるのが難点で、「同じLLのはずなのに、着てみたらきつかった」という失敗談はよく耳にする。大きめサイズのドレスは同じLサイズ、LLサイズでも多少の誤差(1cm〜3cm程度)が生じることがあるため、手持ちのワンピースを平台に置いてメジャーで実際に測り、それを基準にサイズを選ぶのが失敗を防ぐ賢い方法だ。
体型カバーの落とし穴 「大きめ=隠れる」は大きな誤解
体型を気にするあまり、実際のサイズより大きめのドレスを選んでしまう人がいる。気持ちはわかる。でもこれが一番やってはいけないことだ。オーバーサイズのドレスは体のラインがあいまいになり、意図せず太って見えてしまうことがある。着やせを狙うなら、大きすぎるドレスを選ぶのは避け、ジャストサイズを選ぶのがおすすめ。
同じ理由で、体型カバーを優先して身体のラインが出ない大きめサイズのドレスを選んでしまうと、却って体が大きく見えてしまうことがあるので要注意だ。隠すことだけを優先するのではなく、見せる部分と隠す部分のバランスを意識することが、本当のおしゃれの第一歩といえる。
スタイルアップできるデザインの選び方
ウエストマークを味方につける
スタイルアップするためには、切り替えつきやウエストマークつきの結婚式ドレスがおすすめ。ウエストが絞られることで、メリハリのあるスタイルを実現できる。スカートはふんわりした素材のものを選ぶことで、ヒップラインもきれいにカバーできる。全体的にゆったりしたシルエットより、ウエスト部分に切り替えのあるAラインドレスの方が、グッとスタイルよく見える。これは体型を問わず万能のテクニックだ。
縦ラインを意識する
ぽっちゃりさんが着太りして見えないよう、縦ラインを強調するデザインや素材選びにこだわったブランドも多く、長時間着ても苦しくならないよう快適さにも配慮されている。Vネックや細いプリーツライン、縦のパイピングなど、視線を上下に誘導するデザインが効果的だ。横ラインや大きな柄は逆効果になりやすいので避けたい。
パンツドレスという選択肢
ドレスといえばスカートというイメージを持つ人も多いが、パンツスタイルは今やお呼ばれファッションの定番。縦長ラインを強調して着痩せ効果を狙いたい方には、スタイリッシュに着こなせるパンツドレスやセットアップも非常に人気がある。動きやすく、長時間の結婚式でも疲れにくいというメリットも見逃せない。
二の腕カバーの定番テクニック
「切り替えドレスを着たいけれど、二の腕カバーも忘れたくない」というときには、羽織ものでカバーしよう。羽織りものは露出を抑えるために結婚式ドレスに合わせる定番アイテムだが、気になる二の腕もしっかり隠してくれる。ジャケットやボレロ、シアー素材のケープなら、華やかさを損なわずに上品にカバーできる。
胸元のカバーには逆転発想で
胸元のボリュームが気になる方がやりがちな失敗は「とにかく隠す」こと。胸元のボリュームが気になる場合は、隠すのではなくデコルテにレースなどで透け感があるデザインを選ぶとgood。シアー素材やレースを使ったデコルテラインは、上品さと軽やかさを同時に演出できる。
カラー選びで着痩せ効果を最大化する
色の選び方ひとつで、印象はがらりと変わる。寒色系の色は収縮色に分類され、実際より小さく見せる効果がある。具体的にはネイビー、青、深緑などの色だ。さらにダークカラーの引き締め効果も利用してみよう。一般的に、暗く濃い色は締まって見えやすい特徴があるため、寒色系やダークカラーを選ぶと全体的に引き締まって見え、着痩せ効果が期待できる。
とはいえ、明るい色を完全に避ける必要はない。結婚式にぴったりな上品さを演出してくれるのが、くすみ系カラー。シアー感のある素材とほどよくくすんだカラーの組み合わせは、抜け感とトレンド感を引き立てる。明るめの色味もくすみ系カラーを選べば、派手になりすぎない。膨張色にも見えにくくなり、顔周りをほどよく明るくみせてくれる。
結婚式お呼ばれドレスのマナー 大きいサイズでも同じルール
体型やサイズに関係なく、結婚式には守るべきマナーがある。花嫁のウエディングドレスと重なる白・白系のドレスはNG、黒いドレスを選ぶ場合はブラックフォーマルと差別化して華やかな着こなしを心がけ、肌の露出は控えめに。ノースリーブなら肘まで隠れる羽織りものを合わせるのが基本だ。
足元も重要。足元は「つま先が隠れるパンプス」と「肌色のストッキング」が基本で、式場に持ち込むバッグは小さめサイズがふさわしい。大きいサイズのドレスを着る場合でも、小物はコンパクトにまとめると全体のバランスが取りやすくなる。
参列シーン別 ドレスの選び方
誰の結婚式に出席するかによっても、ドレスの選び方は変わってくる。
親族として参列する場合は、黒やネイビーのダークカラーで正装に近い形のドレスを選ぼう。裾や袖丈は長めで露出を抑え、無地でシンプルなデザインのセットアップがおすすめだ。会社の同僚や学校の友人の結婚式にお呼ばれした時は、白以外の明るめのカラードレスで華やかさをプラスするとよい。
二次会やカジュアルな披露パーティーなら、もう少し遊び心のあるデザインやカラーを取り入れても問題ない。ただしどんなシーンでも「華やかさ」と「上品さ」のバランスを意識することが大切だ。
年代別 大きいサイズドレスの賢い選び方
年齢によって「似合う」の感覚も変わる。20代ぽっちゃりさんは落ち着いた色の中でも、メリハリを効かせたかわいらしさのあるデザインのドレスがおすすめで、シースルーの袖は二の腕を目立たせずに軽やかな印象を与えてくれる。30代ぽっちゃりさんは膝下丈のフレアシルエットのドレスがおすすめで、ジャケットや小物で気になる二の腕などをさりげなくカバーしながら、品の良さをプラスしてみよう。
特に50代の結婚式での服装選びに悩むぽっちゃり女性からは、「体型をカバーしながら上品に見える」「ゆったりしているのに華やか」といった声が多く寄せられている。気になる二の腕やお腹まわり、ヒップを自然にカバーしながら、ほどよいゆとりと立体感のあるシルエットが選ばれる理由だ。
サイズ展開が豊富なブランド・ショップ
選択肢の少なさに悩んでいる方に朗報がある。今は大きいサイズを専門的に扱うブランドや、豊富なサイズ展開を誇るショップが数多く存在する。
RUIRUE BOUTIQUE(ルイルエブティック)は大きいサイズで15号(3L)から17号(4L)、最大19号(5L)まで幅広く展開しており、高身長の方やぽっちゃりさん、妊婦のプレママさんにも人気だ。
PourVous(プールヴー)では3L〜6Lまでの大きいサイズのパーティードレスや、ゆったりとした着心地のフォーマルワンピース、動きやすく体型を拾いにくいパンツスタイルの結婚式コーデまで幅広く展開している。
Placebo(プラシーボ)は13号以上のサイズも豊富に取り揃え、体型を美しく見せるデザインにこだわっており、華やかなパーティードレスから上品なウェディングゲストドレスまでラインナップしている。
ニッセンではサイズ展開を8Lサイズまで、上品なレースや華やかな刺繍を使ったドレス、フォーマルな印象のワンピースやエレガントなパンツスーツなど、豊富なデザインから選ぶことができる。
レンタルという賢い選択 購入だけが正解じゃない
「結婚式のためだけに買うのは、ちょっともったいない」と感じる人も多い。そんな場合はレンタルが非常に有効だ。試着を希望する場合は完全予約制でスタッフが丁寧にサポートしてくれるショップもあり、ご利用日の2日前に配送にてお届けするサービスもあるため、受け取りも安心。15時までのご注文で当日発送可能なショップもあるため、お急ぎの方にも対応している。
レンタルの場合も、自分のサイズをきちんと把握した上でオーダーすることが重要。事前にサイズを測って確認しておくだけで、当日の不安が格段に減る。
小物・ヘアスタイルで全体をまとめる
ドレス選びが決まったら、次は小物とヘアスタイルだ。お呼ばれドレスの着こなしでは、ヘアスタイルや合わせる小物でも雰囲気がガラリと変わる。結婚式会場の雰囲気やご自身のタイプに合わせて、素敵な着こなしを叶えてほしい。
アップスタイルのヘアは首元を美しく見せ、ドレスのデコルテラインを引き立てる。バッグは式場での荷物が入る程度のクラッチや小ぶりなバッグが上品。アクセサリーはパールやビジューが結婚式の格に合いやすい。全体のコーディネートが整うと、体型への自信も自然とついてくる。
ぽっちゃりさんへ贈る、最後のひと押し
大きいサイズでドレスを探す作業は、確かに手間がかかる。でも諦める必要はまったくない。サイズの壁を乗り越えた先に、自分にぴったりの一着が必ず待っている。大きめサイズのドレスでも、すっきり見せるデザインは豊富にある。見せる部分と隠す部分を上手に使い分けて、スラッとしたスタイルを叶えよう。
結婚式は大切な人の特別な一日。そこに参列するあなた自身も、輝いていていい。体型を気にしながらではなく、鏡の前で「これだ」と思える一着を見つけて、自信を持ってその席に座ってほしい。ジャストサイズ・ウエストマーク・カラー選び、この三つを意識するだけで、大きいサイズのお呼ばれドレス選びは格段にうまくいく。あとは自分の好みを信じるだけだ。